MAD BOY京口「階級関係なし迫力ある試合を」

IBF世界ミニマム級級タイトルマッチの調印式を終えポーズをとる王者京口(左)と挑戦者パラス(撮影・野上伸悟)

 2度目の防衛戦となるIBF世界ミニマム級王者京口紘人(24=ワタナベ)は「MAD BOY(マッド・ボーイ)」の新愛称にふさわしい勝ち方を意識した。

 挑戦者パラスとともにリミット47・6キロで計量をパス。昨年の王座奪取当初は「ダイナマイト・ボーイ」を愛称にしていたが「ファッション業界でMADは『超越した、突き抜けた』の意味だそうで気に入っている。格好いい」と笑顔。最軽量級最強を標ぼうするだけに「階級は関係なしの迫力ある試合を見せたい」と2戦連続KO勝ちにこだわる姿勢だ。