ジェリコ白ベルト奪取「ファーストクラス座らせる」

試合終了後、ベルトで内藤(左)を攻撃するジェリコ(撮影・河野匠)

<新日本:大阪大会>◇9日◇大阪城ホール

 今年2度目の襲来となったWWEの超大物ジェリコが、流血戦の末に王者内藤を葬り、IWGPインターコンチネンタル王座を手にした。「26年間、約60回の日本遠征を経て、ようやく(IWGPを)手にしたぞ」と血痕付きの白いベルトを掲げた。

 初防衛戦の内藤にゴング前から仕掛け、机へのパワーボムなどで流れをもぎ取った。「日本に居続けることになる」と継続参戦に加え、「明日フロリダに帰る便のファーストクラスを1枚買って隣にベルトを座らせる」と好待遇も約束した。