戸沢陽がダイビングセントーンで快勝、勢い取り戻す

スティーブ・アービー(手前)の胸板を蹴りこむ戸沢陽 (C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:205Live大会>◇12日(日本時間13日)◇米テネシー州メンフィス・フェデックスフォーラム

 元WWEクルーザー級王者戸沢陽(32)がシングル戦で快勝した。スティーブ・アービーと対戦。格下相手にだまし討ちパンチ一発でペースをつかむと、観客を盛り上げるおなじみのかけ声「アー、アー、アー」の絶叫で気合を入れ直した。さらにコーナートップによじ登ると、ミサイルドロップキックやスピード感十分のスピンキックも成功させた。最後はコーナートップから豪快なダイビングセントーンでアービーの腹部に全体重をかけてとどめを刺し、フォール勝ちした。

 日本人タッグとしてを5Liveでも注目された組んでいたヒデオ・イタミとの仲たがいによるコンビ解消、そしてイタミとのシングル戦敗退と勢いが止まっていたように見えていた戸沢が、再び勢いを取り戻してきた。