前田日明氏、悪質タックル「生命の危機につながる」

前田日明氏

 元プロレスラーで総合格闘技THE OUTSIDERを主宰する前田日明氏(59)が29日、日大アメフット部員の悪質タックルにあらためてダメ出しした。新日本プロレス、UWF、リングスなどで活躍し、現在は不良少年の更生を目的としたアマチュア総合格闘技大会を運営している。この日は、その大会の10周年記念大会を7月21日に、川崎市とどろきアリーナで開催することを発表した。

 会見後、前田氏は、日大アメフト選手の関学大QBへのタックルについて「後ろからいくのは絶対だめ」と話した。THE OUTSIDERでも、背後からの攻撃や、倒れた相手に、後方から馬乗りになってパンチを繰り出す、プロの総合格闘技では認められている行為についても禁止しているという。「後ろからの攻撃は、選手のけがや生命の危機につながる。PRIDEやUFCのような大会が欧州や米国でなかなか認知されなかったのは、そういった攻撃が世間一般に認められていなかったから」と話した。そのほか、会場に2、3人の医療関係者を毎試合配し、救急医療器具を整備するなどした結果、10周年を迎えた大会で、大きなケガなど事故がなかったという。

 10周年を迎えたTHE OUTSIDERは、米国ラスベガスで開催される格闘技イベント「Final Fight Championship」(FFC)との提携も決定。10周年大会ではFFCから2選手の参加も決定。今後は、FFCへのTHE OUTSIDERからの派遣も行う方針だ。