「大鵬3世」納谷幸男、経験の少なさ嘆き武者修行へ

河野との初コンビも、力を出せず無念の表情を浮かべる納谷幸男(左)

<リアルジャパン:後楽園大会>◇3日◇後楽園ホール

 大鵬3世、納谷幸男(23)が、デビュー4戦目で自分にダメ出しした。

 3日、リアルジャパンの後楽園大会で、W-1の河野真幸(38)と初タッグを結成。ともに190センチを超すツインタワーコンビとして期待を集め、崔領二、KAZMA SAKAMOTA組と対戦した。しかし、場外乱闘でKAZMAに痛めつけられ、リング上でも巨体を利したボディーアタック以外は、ほとんど何もできなかった。試合は河野がKAZMAを抑え勝利したが、納谷には不完全燃焼の悔しさが残った。「結局、試合数が足りない」と経験の少なさを嘆いた。今後は、メキシコへの武者修行で実力アップを図る。