大砂嵐の総合デビュー戦第1候補にボブ・サップ

大砂嵐(2018年7月29日撮影)

9月30日のRIZIN13大会(さいたまスーパーアリーナ)で総合格闘技デビューする大相撲の元西前頭筆頭、大砂嵐(26=GRABAKA)の対戦相手として「野獣」ボブ・サップが挙がった。

榊原信行RIZIN実行委員長が24日の会見後に明らかにしてもので「サップ選手と交渉中です。(曙撃破など)相撲キラーでもあるし、そこにテーマがあるかなと。第1候補ですね」と説明した。5月に渡米し、元UFCヘビー級王者ジョシュ・バーネットのもと修行中で、順調に総合ファイターとしての調整を進めているという。

また同13大会には元PRIDE無差別級GP覇者で、16年RIZIN無差別GP覇者ミルコ・クロコップ(43=クロアチア)の参戦が決定。ロッキー・マルティネス(32=米国)と5分3回で対戦する。5月に左ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂で、7月のRIZIN11大会出場が見送られたばかり。驚異的な回復力で復帰戦が決まった。当初は18年の1年をかけて引退ロードを進むはずだったが、榊原実行委員長は「ミルコが大みそかでの引退を取り消している。大みそかも試合を組む方向です。すべては9月30日の試合次第」と説明していた。