大竹秀典1回TKO負け、37歳最年長王者ならず

大竹秀典

<プロボクシング:WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇25日(日本時間26日)◇米アリゾナ州グレンデール・ヒラ・リバーアリーナ

WBO世界スーパーバンタム級6位大竹秀典(37=金子)が1回TKOで同級王者アイザック・ドグボエ(23=ガーナ)に敗れ、王座奪取を逃した。

序盤から攻め込まれ、強烈な左フックを浴びてダウンを喫すると、続いて右フックを受け手スタンディングでのダウンも許した。

何とか対抗しようと試みるが、右ボディー、左フック、右フックと次々と連打を食らったところでレフェリーストップ。1回2分18秒、TKO負けとなってしまった。これで大竹の戦績は31勝(14KO)3敗3分け。2度目の防衛に成功したドグボエの戦績は20勝(14KO)無敗となった。

大竹は14年11月、英リバプールでWBA世界同級王者スコット・クイッグ(英国)に0-3の判定負けを喫して以来、約3年9カ月ぶり2度目の世界挑戦で、日本人最年長となる37歳1カ月での世界ベルト奪取を目指していた。