ボクシングIBF女子世界アトム級王座決定戦の調印式と前日計量が、28日に都内で行われた。元WBCミニフライ級王者黒木優子(27=YuKO)は46・0キロ、東洋太平洋同級王者花形冴美(33=花形)は46・1キロと、いずれもリミットの46・2キロを下回ってクリアした。試合は29日に東京・後楽園ホールでゴングとなる。
黒木は2階級制覇、花形は5度目の世界挑戦で悲願がかかる。2人は3度目の対戦で、花形が1勝1分けと負け知らず。花形が福岡に出向いて、黒木の自宅に宿泊してスパーリング合宿したこともある仲。それでも黒木は「勝ったことがないので、いつかまたやって勝ちたかった。おいしい試合」と歓迎する。花形は「5年前の印象は捨てた。勝つイメージしかない」と応戦した。
花形会長は同じ5度目の挑戦で世界王座に就いた。「今回はいける。スタミナも気持ちも乗っている。初回からスタミナ勝負でいかす」と宣言した。これに黒木は「熱くならずにいきたい。中に入らせない自分のボクシングができれば」。前回王者時代に5度防衛の実力らしく冷静に話した。