ワールドボクシングスーパーシリーズ(WBSS)トリプル世界戦(7日、横浜アリーナ)の調印式が5日、都内で行われた。
4度目の防衛を狙うWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)は、父で同ジムの寺地永会長とおそろいのちょうネクタイ姿で出席した。
拳四朗は世界戦5度目の調印式で、最もフォーマルなスタイル。スポンサーのネクタイメーカー「成和」にちょうネクタイの提供を受けることに合わせ、約1週間前にZARAでレディースのパンツ、H&Mでジャケットを購入した。「でも、パパもするのは昨日初めて知りました」。寺地会長は京都の自宅にネクタイを忘れ、急きょ息子と同じものをいただいたとか。「ホテルのボーイさんみたいやけど、思ったより似合ってますね」と“親子漫才ルック”がうれしそうだ。
そんな軽いノリと裏腹に、2日後に迫った決戦へのモチベーションは高まっている。
この日の会見で、WBSSのカレ・ザワーランドプロモーターが軽量級によるトーナメント開催の可能性に言及。「拳四朗-メリンド戦の勝者は(ライトフライ級で開催すれば)必ず出場選手の1人になる」と語った。また今回はフジテレビ系の全国ネット中継に加え、動画コンテンツ配信サービス「DAZN」により世界120カ国以上で視聴される。
「十数カ国とかと思ってたけど、120ってすごい。そらモチベーション上がりますよ」。同級5位ミラン・メリンド(30=フィリピン)の挑戦を受ける。メリンドは元IBF同級王者で八重樫からタイトルを奪取。また、田口からWBA同級王座を奪ったブドラーも下した経験を持つ実力者でもある。「僕もこれまで世界王者と戦ってきて、自信がついた。今回はライトフライ級で誰が1番強いかを証明したい」と意欲を口にした。