後藤洋央紀が4度目戴冠、次戦G1で苦杯の飯伏指名

後藤は飯伏を挑戦者に指名

<新日本:大阪大会>◇3日◇エディオンアリーナ大阪

NEVER無差別級選手権試合で、後藤洋央紀が4度目の戴冠4度目の戴冠を果たした。初防衛を狙った王者タイチを15分2秒、GTRからの片エビ固めで下した。

試合前に背を向けていた後藤に、タイチがバックドロップを仕掛ける奇襲でスタート。いきなりグロッギー状態にされた後藤は辛くも3カウントを逃れると、徐々に反撃に。牛殺しをカウンターで決めて流れをつかむと、ベルトでの殴打を狙ったタイチの横暴も許さずに、この日2発目の牛殺しを食らわせ、最後は昇天・改からGTRにつないでフィニッシュした。

本来は挑戦者はウィル・オスプレイのはずだったが、直前で負傷。1度は中止となったところで、先月27日の後楽園大会で後藤が挑戦表明していた。同じ「CHAOS」所属のオスプレイの無念を晴らす意味でも、勝利を誓っていた。

試合後には「見ただろ、俺とNEVERは相思相愛なんだよ。次、チャレンジャー、オスプレイ、来いよ、って言いたいところだけど、しっかりケガを治せよ。次、飯伏幸太、指名させてもらいますよ。NEVERにも新しい刺激が必要だ。彼は一番適任かな。良い返事を待ってますよ」と、夏のG1クライマックスで負けた飯伏を指名した。