手負いのラウジーが完勝、因縁のフレアーと再戦希望

挑戦者ジェームスを持ち上げるロウ女子王者ラウジー(C)2018WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇19日(日本時間20日)◇カリフォルニア州ロサンゼルス・ステイプルズ・センター

ロウ女子王者ロンダ・ラウジーが王者の矜恃を示した。18日のPPV大会で前スマックダウン女子王者シャーロット・フレアーの反則攻撃で傷が残る王者はリングに登場し「シャーロットともどうにか再戦を実現したい」と希望。さらに着用していたジャケット脱ぎ、リングコスチュームになると「本当のチャンピオンは対戦相手を選ばない。私は最悪な状態だけど戦うわ」と防衛戦の開催を宣言した。

するとバロン・コービンGM代理からの指名で登場したミッキー・ジェームスの挑戦を受けた。気合十分でジェームスを捕獲。投げ技のパイパーズピット(スタンディング式リバース肩車)を3連発で出して圧倒し、必殺の腕ひしぎ逆十字固めで完勝した。王座防衛で実力を見せつけると、試合後のステージに現れたナイア・ジャックス、タミーナともにらみ合った。12月17日のPPV大会TLC(米サンノゼ)ではジャックスの挑戦を受けるため「ナイアが危険な存在なのはわかってるけど、タップアウトさせるわ」と自信に満ちあふれていた。