ボクシング日本スーパーライト級タイトル戦の前日計量が、31日に都内で行われた。王者細川バレンタイン(37=角海老宝石)は63・1キロ、挑戦者の同級10位稲垣孝(33=フラッシュ赤羽)は63・4キロと、ともにリミット63・5キロ以下でパスした。試合は12月1日に東京・後楽園ホールでゴングとなる。
2人は30戦以上をこなしたベテランで、何度もスパーリングし、連絡を取り合う仲。細川は昨年12月に4度目の挑戦で王者を獲得して2度目の防衛戦。優位との戦前の評判にも「プレッシャーを感じるし、体格差もある」と警戒する。「お互い小細工は通用しない。タフなファイター相手で、近距離の乱打戦になると思う。気持ちのぶつかり合い」と激闘での勝利を期した。
稲垣は7年ぶり3度目のタイトル挑戦で、初の奪取を狙う。「尊敬する相手。不思議な縁だが、懸ける思いは違う。気持ちでは負けない」と話す。10月に第1子の長女が生まれたばかり。「初防衛戦のリングで子供を抱くのが理想。仕上がりもいいし、体格を生かして詰めていく。何が何でも取りにいく」と気合十分だった。