US王者中邑がルセフに不覚、必殺技キンシャサ不発

ルセフ(左)にハイキックをかわされるUS王者中邑 (C) 2018WWE,Inc.AllRightsReserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇11日(日本時間12日)◇米ネバダ州ラスベガス・T-モバイル・アリーナ

「ナカメリカ」を名乗るUS王者中邑真輔(38)が、タッグ戦でルセフに不覚を取った。

サモア・ジョーをパートナーに迎え、ルセフ、ジェフ・ハーディ組と対戦。試合直前に登場したRトゥルース、カーメラのダンスブレイクに油断していたハーディに背後からのハイキックを見舞って先制攻撃に成功。ジョーと交代しながらハーディを捕獲し、集中攻撃を続けた。優勢に試合を進めたようににみえたが、ジョーがハーディのウィスパー・イン・ザ・ウィンドを食らってルセフとの交代を許すと一転、劣勢にとなった。

中邑はルセフのクローズライン(ラリアット)やヒールキックを浴び、さらにカットに入ったジョーもツイスト・オブ・フェイトで撃退された。何とか隙を突いてキンシャサを狙った中邑だが、最後はルセフ必殺のマチカキックでカウンター迎撃され、無念の3カウント。US王者がまさかのピンフォール負けを喫してしまった。