<ボクシング:WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇30日◇東京・大田区総合体育館
王者拳四朗(26=BMB)が大差判定勝ちで5度目の防衛に成功した。
身長差で12・5センチ低い挑戦者の同級7位サウル・フアレス(28=メキシコ)を序盤から圧倒。ジャッジ1人がフルマーク、残る2人も10ポイント差の完勝。しかし、倒しきれなかった試合内容に「勝てたのはうれしいが、反省点が何個もできた。改善していきたい」と猛省した。
目標に掲げる元WBA同級王者具志堅用高が持つ連続防衛の日本記録「13」には前進した。公認の団体が増え、複数階級制覇が主流の今の日本ボクシング界だが、拳四朗は「防衛回数は狙います。13、14は意識している」とはっきり言い切る。とにかく「オンリーワン」の頂点を目指す。リミット48・9キロの階級で減量は厳しいが、目標への思いで克服できる。
父の寺地永会長(54)は今後について「まだ予定はないが、(来年)春までにできれば」とプランを明かす。拳四朗は「素直に喜べないけど、来年につないだかな」と前向きに言った。