里村明衣子とWWE戸沢陽、夢のタッグ結成に大歓声

勝利後に握手する里村明衣子と戸沢陽(撮影・高場泉穂)

<ファイトクラブプロ:後楽園大会>◇7日◇後楽園ホール

イギリスで人気のプロレス団体「ファイトクラブプロ」初の後楽園大会が行われた。

同大会を記念し、スペシャルタッグマッチでは女子プロレス界の横綱こと里村明衣子(39)と、WWEのスター戸沢陽(33)が合体。CCKことクリス・ブルックス、キッド・ライコス組を下し、大歓声を浴びた。

序盤はひとまわり体格のいいCCKに一方的に攻められた。戸沢が場外に投げられ、リングに残った里村は袋だたきに。だが、里村が脱出し、エルボーで反撃。息を吹き返した戸沢も豪快なブレーンバスターなどで助け、最後は里村が18分24秒にスコーピオライジングで勝負をつけた。

試合後、2人はがっちりと握手し、再タッグを約束。ドラゴンゲート所属時以来約2年ぶりに後楽園で試合をした戸沢は「楽しくて、とばしすぎちゃいました。最後にあいさつした時は涙が出ました」と感無量だった。