K1安保「乗り気ないがKOする」佐々木戦へ自信

3月の出場が決まった佐々木大蔵(前列左から3人目)安保瑠輝也(同5人目)らK-1選手たち撮影・吉池彰)

K-1実行委員会が18日、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで3月10日に開催する「ケーズフェスタ2」(日刊スポーツ新聞社後援)の対戦カードを追加発表した。

「日本VS世界・7対7」スーパー・フェザー級の皇治-ヤン・サイコ(スロバキア)、スーパー・ライト級スーパーファイトの佐々木大蔵-安保瑠輝也、フェザー級スーパーファイトの小沢海斗-覇家斗、スーパー・ライト級スーパーファイトの左右田泰臣-松花征也など11試合で、会見には日本人選手が顔をそろえ、それぞれ健闘を誓った。

なかでも自信たっぷりだったのが23歳の安保。昨年の第3代同級王座決定トーナメント準優勝の佐々木を「このカード、いまさらかと思う。乗り気じゃないがKOする」と切って捨てた。ゲーオ・ウィラサクレック(タイ)に決勝で敗れたとはいえ、階級を上げて力を見せた5歳年上の先輩に対し、あくまでも上から目線で「佐々木選手は地味。3月はおもしろくしてほしい」と要求した。

これに佐々木は大人の対応。「(地味から)変われるチャンス。瑠輝也選手といっしょに楽しみたい。倒すと言われているが、僕が倒す」と笑顔の中に闘志を燃やした。