膝負傷で挑戦権剥奪のリンチが代役フレアー滅多打ち

ロウ女子王者ラウジー(奥)の目の前で、フレアー(左)を松葉づえで襲撃したリンチ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:PPV大会エリミネーション・チェンバー>◇17日(日本時間18日)◇米テキサス州ヒューストン・トヨタ・センター

ロウ女子王者ロンダ・ラウジーが防衛に成功、次期挑戦者たちも大乱闘を繰り広げた。

ラウジーは挑戦者にルビー・ライオットを迎えた防衛戦に臨んだ。最大の祭典となる4月7日のPPV大会レッスルマニア35大会(米ニュージャージー州)で同王座に挑戦するシャーロット・フレアーが見守る中、王者は払い腰からのパイパーズ・ピットで投げ飛ばした。会場に設置されたレッスルマニアのマークを指さした後、必殺の腕ひしぎ逆十字固めでギブアップ勝利を挙げた。視察したフレアーもリングに上がって王座防衛したラウジーと火花を散らした。

すると、観客席から左ヒザを負傷し、松葉づえのベッキー・リンチが登場してリングイン。自らの次期王座挑戦権を剥奪したビンス・マクマホン会長から代役挑戦者に指名されたフレアーをめった打ち。さらに王者も背後から襲い、スタッフに止められるまで松葉づえで打ちのめしてしまった。