3冠初挑戦の野村直矢、会見に重役出勤で大物ぶり

3月19日後楽園大会で戦う3冠ヘビー級王者宮原健斗(右)と同タイトル初挑戦の野村直矢(撮影・高場泉穂)

全日本プロレスの3冠ヘビー級王座初挑戦が決まった野村直矢(25)が25日、会見に重役出勤し、大物の片りんを伺わせた。

野村は前日24日、横浜文化体育館でV2を達成した3冠ヘビー級王者宮原健斗(29)にリング上で宣戦布告。一夜明けた25日に3月19日後楽園ホール大会でのタイトル初挑戦が認められ、横浜市内の道場で会見が設けられたが、開始時間の午後2時直前になっても野村の姿はない。ちょうど同時刻にタクシーで乗り付け、何事もなかったように会見の席についた。

会見では「最年少記録を作って、新たな時代をつくりたい」と宮原が持つ26歳11カ月の最年少記録打破を宣言。さらに宮原らと組む若手ユニット、ネクストリームを脱退するだけでなく、「3冠に集中するため」と現在保持するアジアタッグのベルト返上も決断。不退転の覚悟を示した。宮原に勝っている点を問われると「いま全日本プロレスの中で僕が1番勢いがある。正直宮原選手から怖さを感じたことはないので、僕の方が強いと思う。自信に満ちあふれている」。終始堂々とした口ぶりで初挑戦への思いを語った。

会見後には、ぎりぎりの到着になった理由を「原付チャリの鍵を無くして、ずっと探してたんです」と説明。会見を見守った大森隆男取締役らの冷ややかな目も気にならない様子で、「2時には着いてますからね」と、マイペースぶりを貫いた。