那須川天心、武尊 キック界2大スターが同時リング

前日計量をパスしてガッツポーズの那須川(撮影・山崎安昭)

対戦が熱望されている日本キックボクシング界の2大スターが10日、同時にリングに上がる。那須川天心(20)はRISEワールドシリーズ2019ファーストラウンド(大田区総合体育館)、武尊(たける、27)はK-1ケイズフェスタ2(さいたまスーパーアリーナ)に出場。2人は9日、それぞれ都内で開かれた前日会見と計量に臨んだ。

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昨年大みそかのボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとの一戦で注目を集めた那須川が、19年初戦を迎える。RISEの前日計量は57・95キロでクリア。フェデリコ・ローマ(33=アルゼンチン)との58キロ級1回戦に向け「メイウェザー戦からすべてにおいてパワーアップしている。絶対に倒して勝つので、見ててください」と堂々と宣言した。

メイウェザー戦は約4キロの体重差に加え、得意のキックが禁止されるなど不利なルールを強いられ、1回TKOで完敗した。それでも「ああいった経験をできる人は、日本中誰もいない」と胸をはる。1カ月前から大好きな「ドラゴンボール」を見返し、刺激としてきた。「(登場人物が)みんな前向き。何でもできる、ということを体現してくれている。僕もそうなりたい。まだ進化段階です」。69日ぶりのリングで、新たな強さを示す。

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K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊は、年間最大の祭典を前に「最強証明」の意識を高めた。10日のケイズフェスタ2大会(日刊スポーツ新聞社ほか後援)に向け、都内で前日計量に出席。59キロ契約体重3分3回で対戦する現役ムエタイ王者ヨーキッサダー・ユッタンチョンブリー(27=タイ)が58・9キロでパスし、武尊はリミットでクリアした。

日本VS世界・7対7の大将役を務める。K-1対ムエタイの現役王者対決に向け「ボクが勝つことはK-1最強を証明することにつながる。K-1は立ち技世界最強を決める大会。そういう大会にするには、ボクが王者として最強でないといけない」との自覚を口にした。