RIZIN堀口恭司「KO1本で勝ちたい」

公開練習でファンからの質問に答える堀口恭司

昨年大みそかに初代RIZINバンタム級王者となった堀口恭司(28)が18日、RIZIN15大会(21日、横浜アリーナ)に向け、都内のジムで公開練習を行った。

16年から米フロリダに拠点を置き、この試合のため7日に帰国。群馬や栃木で試合に向け調整をしている。この日は軽くシャドーを見せるのみだったが、動きのキレは抜群。「仕上がりはばっちり」と元UFCランカーのベン・ウィン(30=米国)戦に向け、自信をのぞかせた。

堀口は、昨年大みそかのRIZIN14でベラトール世界バンタム級王者ダリオン・コールドウェルに勝利。榊原実行委員長が「挑戦者が列になっている状態」と明かすように世界から注目を浴びている。今回はノンタイトル戦。それでも元テコンドー選手で独特の距離感を持つウィン対策のため空手道場で練習するなど、しっかり準備をしてきた。「(ウィンは)強い選手なのでUFCの舞台に立てたと思う」と相手の実力を認めた上で、「KO1本で勝ちたい」と圧倒的な勝利を求めた。