船井初世界戦へ同門田口の現地応援に「ありがたい」

世界初挑戦に向けて渡米した船井龍一

ボクシングIBF世界スーパーフライ級1位船井龍一(33=ワタナベ)が、世界初挑戦に向けて力強い援軍を得た。

5月4日に米カリフォルニア州ストックトンで、同級王者ジェルウィン・アンカハス(27=フィリピン)のV7戦で世界に挑む。28日に羽田空港から渡米したが、試合当日には約30人の応援団が駆けつけ、同門の元WBA&IBF世界ライトフライ級王者田口良一(32)も現地で後押しする。

船井は田口の1歳上で入門も1年早かった。ともに07年の東日本新人王決勝に進出も、田口は勝ったが、船井は敗退した。同じたたき上げで、田口は世界王者になった。大きく後れを取っていた船井は、田口が7度防衛する姿に刺激を受けて奮起した。「現地まで来てくれるとは本当にありがたい」と、船井には何よりの強力な応援となるはずだ。

初の海外での試合となるが、時差対策に機中で睡眠をとるため、この日は深夜3時に起きた。早朝に散歩しながら、安衣夫人と北品川にある荏原神社に行き、必勝祈願した。最近の試合前は恒例となっている。カバンにはおかゆのレトルト、うなぎやサバの缶詰、みそ汁に、減量中は欠かさないナッツなどを詰め込み、決戦へ備えた。

減量は早めに落とし、すでにリミットまで3キロとなった。39戦目となるが「今まで一番調子がいい。やり残したことはない。これで負けたら文句ない。距離をつぶしていき、はまればガツンといく」。日本人として令和初の世界戦で王座奪取を誓った。【河合香】