4階級制覇挑む井岡一翔、名伯楽とラスベガス合宿

井岡一翔(左)はイスマエル・サラス・トレーナーを相手にミット打ち

ボクシングWBO世界スーパーフライ級2位井岡一翔(30=Reason大貴)が、日本人初の4階級制覇へ米ラスベガス合宿で追い込みに入った。

19日に千葉・幕張メッセで、同級1位アストン・パリクテ(28=フィリピン)との王座決定戦に臨む。

井岡は4月19日に国内復帰での再挑戦を発表すると、翌20日には渡米した。今回の合宿は来週に帰国するまで、米国での合宿では一番長い8週間に上る。日本から同行する佐々木修平トレーナーに加えて、現地ではイスマエル・サラス、ジェイコブ・ステッチの両トレーナーのサポートを受ける。

スパーリングは米国のナショナルチーム選手などを相手に、すでに100回を超えたという。今週でスパーリも打ち上げて最終調整に入る。井岡は「トレーニングも調整も順調で、過去一番の仕上がりになる。試合が楽しみ。ボクシング人生の全てを賭けて臨み、必ず、結果で期待に応え、必ず、4階級制覇したい」とコメントしている。