ジェリコ大暴れでオカダ挑発「ペインメーカー」宣言

IWGPヘビー級選手権の調印式で大暴れした挑戦者のクリス・ジェリコ。左は王者オカダ・カズチカ(撮影・高場泉穂)

9日の新日本プロレスの大阪城ホール大会で行われるIWGPヘビー級選手権に向け、王者オカダ・カズチカ(31)と挑戦者クリス・ジェリコ(48)が8日、都内で調印式に臨んだ。初のIWGPヘビー級王座を狙うジェリコは興奮のあまり、机を倒し、ペットボトルを投げるなど大暴れ。「レインメーカー」ことオカダに痛みを与える「ペインメーカー」になると宣言した。

ジェリコは調印式の場に着席すると、持参したオカダ表紙の雑誌を破いた。「お前は明日こうなるんだ。俺はお前の背骨を折り、歯を折り、その歯をのみ込ませてやる。俺がいま欲しいIWGPのベルトを持っているお前を、完全に痛めつけてやる」と挑発。それを受けたオカダは「ほんとにペインメーカーが痛みの雨を降らせてくれるのか分からないですけど、プロレスをやっていれば痛いのは当たり前。明日はどんだけ痛いのか楽しみ」と涼しい顔で切り返した。また、反則裁定なしのノーDQマッチではないことを挙げ、「IWGPらしい戦いをして、おれがベストだということを見せつけてやろうと思う」と自信を口にした。