<WWE:東京公演>◇28日◇第1日◇東京・両国国技館
元US王者中邑真輔(39)が、トップクラスの人気を誇るユニバーサル王者セス・ロリンズ(33)に惜敗した。両者が得意技を連発する白熱の攻防だったが、中邑はキンシャサをかわされ、スーパーキック2発から相手必殺カーブ・ストンプを浴びてフォール負け。王座奪取は逃したが「1軍」スマックダウン昇格後、初めて臨んだ両国国技館のファイトでファンを熱狂させた。
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負けても、中邑がファンの支持を得ていた。必殺のキンシャサをかわされ、ヒザ攻撃を浴びてリズムが狂うと、王者のスーパーキック2発を浴びた。意識が遠のく中、王者必殺のカーブ・ストンプを後頭部に食らった。フォール負けで力尽きたものの、両国に集結した6000人以上のファンから大拍手が起こった。
試合前、中邑の入場曲を口ずさむファンの声援を浴びながらリングに立った。観客全員が声をそろえ「イヤァオ!」のかけ声が両国を包んだ。昨年6月の東京公演は直前に左足首を警察犬にかみつかれ、無念の欠場。17年5月にWWE傘下のNXTからスマックダウンに昇格後、初めて新日本プロレス時代から慣れ親しんだ両国国技館で迎えた試合だった。「両国はホームみたいなもの。楽しみでしようがない」という言葉通りにリングで躍動した。
昨年6月まで何度もWWEヘビー級王座に挑戦し、夏以降はUS王者としても活躍。今年1月に同王座から陥落後はルセフとのコンビでタッグ戦線でファイトしてきたが、今月25日の米ポートランド大会で路線変更。インターコンチネンタル王者フィン・ベイラーの前に姿をみせ、ベルトに興味を示した。このロリンズ挑戦を契機に、再びシングル戦線に復活してきそうな気配だ。【藤中栄二】