オシャレ拳四朗30万円コーデ「着心地いい」自信も

12日の世界戦を前に会見を行いポーズを取る王者拳四朗(左)と対戦相手ジョナサン・タコニン(撮影・清水貴仁)

ボクシングのWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(27=BMB)が10日、大阪市内で6度目の防衛戦(12日、エディオンアリーナ大阪)の調印式に出席した。ダブル世界戦とあって、WBA世界ミドル級4位村田諒太らと一緒に壇上に並び、挑戦者の同級1位ジョナサン・タコニン(32=フィリピン)と顔を合わせると握手。友好的なムードをうかがわせた。

オシャレ好きとあって、この日は約30万円かけて、真新しいジュン・ハシモトのスーツ、クリスチャン・ブルタンの靴で登場。「素材がストレッチで、めっちゃ着心地いいんですよ」と笑顔を見せた。

11日は前日計量に臨むが、定番のルーティンの根回しも完璧だ。計量後に食べるスイーツはナンバの店に目安をつけ、お弁当は大阪・堺市にある焼き肉&ホルモン焼きの名店から予定している。

関西での試合は、16年8月にエディオンアリーナ大阪第2競技場で行った日本タイトル&東洋太平洋タイトル戦マッチ以来約3年ぶりだ。「関西弁のヤジ、きついですからね~」と言いつつ、楽しみにしているようで「パンチをもらわず、当てる。いつもの自分のボクシングをするだけです」とV6に絶対的な自信を見せた。