中邑真輔、こん身キンシャサでIC王者ベイラー撃破

ノンタイトル戦で撃破したインターコンチネンタル王者ベイラー(左)を見下す中邑(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇9日◇ニューハンプシャー州マンチェスター・SNHUアリーナ

元US王者中邑真輔がノンタイトル戦でインターコンチネンタル(IC)王者フィン・ベイラーを下した。

序盤からトップギアでの攻防を展開すると、中邑がロープを利用したスライディング式ジャーマンからキンシャサを狙った。ベイラーからもスリングブレイドからのクー・デ・グラと大技を狙われたが回避。場外戦になるとキンシャサを成功させた。リングアウトは奪えなかったものの、防護壁や鉄製ステップにベイラーをたたきつけ、再びリングアウトを狙うなど主導権を握り続けた。

かろうじてリングに戻ってきたベイラーに対し、中邑はこん身のキンシャサをたたき込んで3カウントを奪取。ベイラーから完璧なピンフォールを奪った中邑は「フィンはオレが誰かを思い出しただろう」と自信たっぷりにコメントするなど、IC王者に強烈な印象を刻み込んでいた。