村田諒太が前日計量「絶対に勝ちます。それだけ」

前日計量を終えブラント(右)とファイティングポーズを見せる村田(撮影・加藤哉)

ボクシングWBA世界ミドル級4位村田諒太(33=帝拳)が必勝を胸にリマッチのリングに立つ。12日、エディオンアリーナ大阪で同級王者ロブ・ブラント(28=米国)との再戦を控え、11日には大阪市内で前日計量に出席。村田はリミット(72・5キロ)よりも200グラム少ない72・3キロ、ブラントも300グラム少ない72・2キロでクリアした。計量後は20秒間のフェースオフでにらみあい「前回の時のようなイラだちはないですね。彼も人間的には良い人なのでリスペクトしています。明日は全力を出して絶対に勝ちにいきます」と意気込んだ。

前日10日夜にウエートのリミットを切ったという村田は「計量は相手もパスしてくれてうれしい。当たり前のことですけれどほっとしています」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。リベンジマッチまで、あと1日。「(抑えていた闘志は)リングに上がったらですね。ムダなエネルギーは使わず。絶対に勝ちます。それだけです」と決意を新たにしていた。