レスナーがロリンズ防衛直後に挑戦権行使し王座奪取

WWEユニバーサル王座を取り戻して不敵な笑みをみせたレスナー(左)。右は代理人のヘイマン(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:PPV大会エクストリーム・ルールズ>◇14日(日本時間15日)◇ペンシルベニア州フィラデルフィア・ウェルズ・ファーゴ・センター

「野獣」ブロック・レスナー(42)が、因縁のWWEユニバーサル王者セス・ロリンズから王座を奪い返した。

メインイベントで「王者カップル」として同王者ロリンズが恋人のロウ女子王者ベッキー・リンチと組み、勝者ベルト総取りのミックスタッグ・エクストリームルールズ戦でバロン・コービン、レイシー・エバンス組と激突。ロリンズはリンチにエンド・オブ・デイズを決めたコービンに激怒。竹刀やパイプ椅子でコービンをめった打ちにし、カーブ・ストンプ3連発で3カウントを奪った。

王座防衛を喜んでいると、突然、レスナーが宣言通りに登場。ジャーマン・スープレックスでロリンズを投げ飛ばすと、王座挑戦権の入ったブリーフケースをキャッシュイン(権利行使)。余裕の表情で笑みを浮かべ、ロリンズ抱えると雄たけびをあげながら必殺のF5を放ってマットに沈めてみせた。

試合後、レスナーは花道で代理人のポール・ヘイマンととももに高笑い。

レスナーは4月のレッスルマニア35大会でロリンズに敗れて同王座から陥落すると、5月のマネー・イン・ザ・バンクのラダーマッチにサプライズ出場し、王座挑戦権の入ったブリーフケースを初めて奪取。1年間、いつでも王座挑戦可能な権利を保持していた。