不戦勝の亀田京之介「友達や家族に申し分けない」

リング上で相手棄権で、不戦勝となったことを報告する亀田京之介

<プロボクシング:東日本新人王準々決勝>◇29日◇東京・後楽園ホール

フェザー級4回戦で、相手選手棄権による不戦勝となった亀田京之介(20=協栄)が、リングに上がってあいさつした。

対戦相手となる小嶋夏生(26=石神井スポーツ)の体調不良による棄権を報告。「結果は相手選手の体重オーバーで試合できなくなりましたけれど、亀田家初の新人王になるために絶対、優勝します」と力強く宣言した。

試合がなくなったことで「遠くから来てくれた先輩や友達や家族に申し分けない気持ちでいっぱい」と口にした上で「このイライラした気持ちを次の試合で出します」と気合十分。9月26日に控える小出太一(25=鴻巣茂野)との準決勝を見据えていた。