暫定王者宮尾綾香、正規王者アラルコンと統一戦へ

WBA女子世界アトム級暫定王座決定戦10回戦 暫定王座決定戦を制しベルトを手に笑顔を見せる宮尾綾香(2018年11月20日撮影)

ボクシングWBA女子世界アトム級暫定王者宮尾綾香(36=ワタナベ)が、9月12日に東京・後楽園ホールで王座統一戦に臨む。ワタナベジムが5日に発表し、正規王者モンセラット・アラルコン(25=メキシコ)と対戦する。

宮尾は12年にWBA同級王座を獲得して5度防衛し、15年にWBC王者小関桃との王座統一戦に敗れて陥落した。16年にはWBO王者池山直(49=フュチュール)に挑戦も右ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂。昨年に池山と再戦に判定勝ちでWBA暫定王座を獲得し、今回が初防衛戦となる。

メインはIBF同級王者花形冴美(34=花形)が、池山を迎えての初防衛戦となる。花形は昨年に5度目の世界挑戦で王座を獲得した。2人は過去2戦でいずれも引き分け、2年ぶりの対戦で3度目の決着戦となる。