鈴木みのる「逃げるなよ!」王者オカダに挑戦要求

棚橋、オカダ組に勝利しマイクパフォーマンスをする鈴木(撮影・河田真司)

<新日本:G1クライマックス29>◇12日◇日本武道館

G1落選の鈴木みのるが、新日本とIWGPヘビー級王者オカダに挑戦状をたたきつけた。セミのタッグ戦でオカダ組と対戦。ゴッチ式脳天くい打ちを決め、オカダから3カウントを奪った。

昨年まで8回の出場を重ねていた鈴木は、今年のG1落選に激怒。シリーズ中は、G1公式戦とは関係のないカードで出場していたが、この日のオカダ戦にその怒りをぶつけた形だ。

マイクを握ると「オカダよ、G1にも出させてもらえなかったオレに負けてだらしねえな。オレはこの1カ月、この日をずっと待っていた。オカダ、新日本プロレス、そのIWGPベルトをオレに寄こせ! おい、新日本プロレス、今度は逃げるなよ!」と、IWGPヘビー級タイトル戦を要求した。

試合後、オカダは無言で控室に引き揚げた。鈴木の要求に、新日本はどう応えるのか注目される。