中邑真輔が王者の貫録、アリを見下ろし不敵な笑み

大の字のアリの上で勝ち誇るインターコンチネンタル王者中邑(左)。右はゼイン(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇17日(日本時間18日)◇米ジョージア州アトランタ・ステート・ファーム・アリーナ

創設40周年を迎えた歴史あるWWEインターコンチネンタル王座を保持する同王者中邑真輔が、共闘するサミ・ゼインとともにアリをキンシャサで沈めて貫録をみせつけた。

リング上でアリと対峙(たいじ)した中邑のスポークスマンを務めるゼインから「アリは中邑との試合で勝利したことがあるが、オレとパートナーを組む前の話だ。確かにアリの能力は高いがチャンピオンになることはない」と2人で取り囲んだ。

先にエルボーを浴びて先制された中邑は、ゼインに足をつかまれたアリに対してヒザ蹴りを放ってターンバックルにたたきつけた。さらに、ふらつくアリにとどめのキンシャサをたたき込み、倒れ込んだアリを上から見下ろした。

1979年9月15日に創設されたIC王座を象徴する白いベルトを掲げ、中邑は不敵な笑みを浮かべながら左手を高々と掲げていた。