ホリフィールド氏3月に日本でエキシビションマッチ

56歳の元3団体統一ヘビー級王者ホリフィールド氏は軽快なシャドーボクシングを披露

ボクシングの元3団体統一ヘビー級王者イベンダー・ホリフィールド氏(56=米国)が来年3月、日本でエキシビションマッチに臨むプランを明かした。

1日、都内のホテルでホリフィールド・ジャパン設立会見を開き、エグゼクティブ・ディレクターに就任して格闘家のマネジメント、日本での格闘技イベント開催を手がけることを発表した。

来年3月、主に総合格闘技をメインとした自主大会を開催するプランを口にし「私は3ラウンドのエキシビションマッチをやることを考えている。現役を離れているが、リングで諦めないことの大事さを見てもらえればと思います」と説明。報道陣に軽めのシャドーボクシングも披露した。

米国をはじめ、世界につながる自らの人脈、ネットワークを生かして有名ファイターを日本に呼ぶプランを持っている。関係者によれば、17年8月に50戦無敗のボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)と対戦した元UFC2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)を日本リングに招く計画も進行中。マクレガーには総合格闘技ではなく、キックボクシングやボクシングでの試合をオファーしているという。

ホリフィールド氏は「今は現役に戻るつもりはない。ただ今までお世話になった人に恩返ししたい。現役は辞めているものの、何でも辞めてしまったら、そこで終わり。どこにゴールがあるのかということを考えながらやっていきたい。人生というものは達成ということを考えながら物事を進めていきたい」と説明。3月の大会が成功すれば、継続して日本で興行の開催を続けていく方針だ。