「私たちがボコボコに」アスカ、セイン組が王者撃破

リンチ、フレアーを挑発するWWE女子タッグ王者アスカ(左)とセイン(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇7日(日本時間8日)◇カリフォルニア州ベーカーズフィールド・ラボバンク・アリーナ

日本女子勢として31年ぶりにWWE女子タッグ王者となったカブキ・ウォリアーズ(アスカ、カイリ・セイン組)が、王座奪取翌日のノンタイトル戦で女子王者コンビを撃破した。

6日のPPV大会ヘル・イン・ア・セルで新女子タッグ王者となったアスカ、セイン組は、ザ・ミズがMCを務めるコーナー「ミズTV」に出演していたロウ女子王者ベッキー・リンチ、スマックダウン女子王者シャーロット・フレアーのインタビューを遮るように登場。アスカが「2人が組んでもワシらに勝たれへんのじゃ」と自信をみせると、カイリも「全部アスカ姉さんの言うとおりですわ。私たちがボコボコにしてあげますわ」と挑発。リングに走り込み、乱闘を続けると、ノンタイトルのタッグ戦が始まった。

アスカ、セイン組がリンチに対して連係攻撃を繰り出すと、フレアーの場外月面水爆を浴びた。さらにアスカはリンチのベックスプロイダーからミサイルキックを食らい、セインもディスアーマーで絞められた。劣勢に立たされると、アスカがグリーンミストを噴射し、リンチを追い込むと、セインがそのまま丸め込んで3カウントを奪取。前日PPV大会での王座戴冠の勢いそのままに、女子王者タッグから白星を奪う快進撃を見せた。

試合結果に納得のいかないフレアーに襲われてしまった2人は、続けて前WWE女子タッグ王者のアレクサ・ブリス、ニッキー・クロスの襲撃も受けてしまい、KOに追い込まれた。