元新日本KUSHIDAがNXT初黒星も反攻誓う

WWE・UK王者ウォルター(奥右)に敗れたKUSHIDA(手前)(C)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:NXT大会>◇11日配信◇米フロリダ州ウインターパーク・フルセイル大学

新日本プロレスからWWE傘下NXTに移籍したKUSHIDAがNXTで初黒星を喫した。因縁深まるWWE・UK王者ウォルターとのシングル戦が組まれ、一騎打ちに臨んだ。

NXT無敗同士の直接対決は序盤にKUSHIDAが躍動。華麗なグラウンド・テクニックを披露し、ドロックキック3発で体格で上回るウォルターをけん制した。しかしパワー差を埋めることはできず、ウォルターの放ったビックブーツ一撃でダウン。劣勢の局面から何とかリバースDDTで反撃し、ポストに誤爆したウォルターに再び強烈なDDTを成功させた。

勢いに乗ったKUSHIDAはオーバーヘッドキックから得意技のホバーボードロックで絞めたものの、これを強引に外されて裸絞めで反撃された。白熱の攻防から先にKUSHIDAがコーナートップから雪崩式ホバーボードロックを決めたが、追い詰めきれず。逆にウォルターの強烈なクローズライン(ラリアット)に沈んで3カウントを許した。

因縁のウォルターとの無敗対決に敗れ、NXTで初黒星を喫したKUSHIDAは「負けたけどまだ生きてるぞ! 時計はまだ動いてい

る…」と自らのツイッターにつづって反攻を誓っていた。