昨年覇者EVIL、SANADA組1敗死守 新日本

タイチ、ザック・セイバー・Jr.組を攻めるSANADA(手前)、EVIL(後方左)組(撮影・丹羽敏通)

<新日本:後楽園大会>◇28日◇東京・後楽園ホール

ワールド・タッグリーグ公式戦が行われ、昨年覇者のEVIL、SANADA組がタイチ、ザックセイバーJr.組を下し、1敗を守った。

ザックの関節技、タイチの強烈な蹴りに苦戦も、最後は息をあわせザック、タイチにマジックキラーをさく裂。SANADAがラウンディング・ボディプレスでとどめをさした。

試合後はSANADAがマイクを持ち、「みなさんはSANADAが好きですか?EVIL、SANADA組が好きですか?」とお決まりのコメント。そのまま帰ろうとすると、「えー」というファンの名残惜しそうな声援が起こり、再びマイクを手に。「東京で初めてアレをやりますか」と地方大会のメインの締めで定番となったスマートフォンライトの点灯を観客に求めた。

照明が落とされ暗くなる中、白い光が点々とともり、後楽園ホールは幻想的な空間に。「俺からのギフトだよ。See you tomorrow」と話して、締めた。

29日の後楽園大会は14ポイントで並ぶ石井智宏、YOSHI-HASHI組と対戦する。