久我勇作、初回1分24秒KO負け「覚えていない」

WBOアジアパシフィック スーパー・バンタム級タイトルマッチ 1回、久我勇作(左)はジュンリエル・ラモナルにダウンを喫し、レフェリーに試合を止められる(撮影・加藤諒)

<プロボクシング:WBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王座決定戦12回戦>31日◇東京・大田区総合体育館

日本同級王者・久我勇作(29=ワタナベ)がジュンリエル・ラモナル(30=フィリピン)に1回1分24秒KO負けし、王座獲得に失敗した。

立ち上がりはボディーを中心にペースをつかんだが、1分すぎに、カウンターの右フックを顔面に受け、ダウン。どうにか立ち上がったものの、そのまま10カウントが数えられた。

まさかの初回KO負けに「何をもらったのか覚えていない。調整もいつもどおりだったし、打ち終わりに当てていこうと思っていた」と世界挑戦が遠くの敗戦を振り返った。久我の戦績は19勝(13KO)4敗1分けとなった。