アスカ、屈辱のギブアップ負け ロウ王座奪取ならず

王者ベッキー・リンチ(右)を追い詰めるも、最後は毒霧噴射を失敗し敗れたアスカ(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:PPV大会ロイヤルランブル>◇26日(日本時間27日)◇米テキサス州ヒューストンのミニッツメイド・パーク

WWE女子タッグ王者のアスカ(38)が、ロウ女子王者ベッキー・リンチに挑戦し、屈辱のタップ負けを喫した。

アスカはドロップキックで流れを引き寄せ、猛虎原爆固めを決めるとそのままベッキーの顔を蹴り上げ、ダウンを奪取。だが、レフェリーに止められ、とどめをさせず。さらに、口から毒霧を噴射しようとした瞬間、ベッキーの蹴りをくらい噴射に失敗。最後はベッキーのディスアーマーで左腕を締め上げられ、たまらず右手で何度もタップした。ベッキーを何度も追い詰めたが、2冠はならず。試合後、顔を毒霧の緑色に染めたアスカは、悔しそうにベッキーを見つめた。