吉野修一郎TKOで5度目防衛「足りない部分ある」

富岡(左)に右ストレートを浴びせる吉野修一郎(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング:日本ライト級タイトルマッチ>◇13日◇東京・後楽園ホール

日本ライト級王者吉野修一郎(28=三迫)が、苦しみながらも5度目の防衛に成功した。

同級1位の富岡に1回に右のカウンターでダウンを奪われたが、粘り強く戦い、8回1分55秒に連打を集めたところで、逆転のTKO勝利を収めた。東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック王座も保持する28歳は「こんな試合で世界とは言えない。まだまだ足りない部分がある」と成長を誓った。