村田諒太「追い込めた」走り込みキャンプ打ち上げ

村田諒太(2019年8月1日撮影)

ボクシングWBA世界ミドル級王者村田諒太(34=帝拳)が30日、走り込みキャンプを打ち上げた。千葉・成田市で26日から5日間、下半身強化を中心に基礎体力アップを図った。

キャンプは9月以来と、今回は最短のスパンだった。「しっかりメニューをこなし、追い込めた。しっかり走れる体を作れた」とHPでコメントし、充実感を得ていた。「早くサンドバッグが打ちたくなってきた」と、31日からは再びジムワークの日々で、レベルアップを目指す。

村田は昨年12月に初防衛を果たし、10カ月がたった。新型コロナウイルスのためにパートナーも来日できないため、スパーリングもままならず、次戦のめども立っていない。そんな状況下でもボクシングを研究。見直したり、他競技の選手らとも交流し、ヒントも得ている。研究熱心な理論派の村田らしく、有意義に過ごしているという。