永田大士「悔しい」負傷ドローで初防衛に表情複雑

負傷判定引き分けで初防衛となった日本スーパーライト級王者永田(左)。右は挑戦者の近藤

<プロボクシング:日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦>◇10日◇東京・後楽園ホール

ボクシングの日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦が10日、東京・後楽園ホールで開かれ、王者永田大士(30=三迫)は負傷引き分けによる初防衛成功となった。

1回から挑戦者の同級2位近藤明広(35=一力)を積極的に攻め、近藤の右ストレートを浴びる接戦となった。だが6回に偶然のバッティングでカットした左目上の傷が深くなり試合ストップ。ジャッジ2者がドローのため、7回1分14秒、負傷引き分けとなった。永田は「ホッとしているというよりは悔しい」と複雑な表情だった。