<全日本:後楽園大会>◇13日◇東京・後楽園ホール
8日に今年限りでの退団を発表した岡田佑介(27)が全日本所属としてのラストマッチに挑んだ。ヨシタツ、力と組み、吹本、武田、葛西組に挑んだが、葛西に垂直落下式リバースタイガードライバーで3カウントを奪われた。
有終の美を飾ろうとリングに上がったが、容赦ない連続攻撃で沈められた。序盤こそバックエルボーからのストンピングで応戦したが、その後は防戦一方。包丁を持ち出すなどやりたい放題の相手に反則を止めるのが精いっぱい。終盤には葛西から大量の竹串を頭に突き刺され、そのままリーバスタイガードライバーを食らうなど、ほとんど見せ場がなく敗れた。
誰にも相談せずに、突然退団を発表したことに、試合後ヨシタツがマイクを取った。「お前ともっといろんなことをやっていきたかったから残念。席だけは残しておく。帰って来たいと思ったら帰ってくればいい。プロレス界の大海原で思いっきり暴れてこい」と送り出した。マイクを渡された岡田はファンに向け「こんなしょうもないプロレスラーを応援してくれてありがとうございました」と涙ながらに感謝の気持ちを伝えた。
今後はフリーとなり、他団体での大会に参戦していく。「突然の報告で申し訳なかった。自分1人の力だけじゃなくてやってきた。いろいろ考えた上での退団。機会があればリングに上がらせてもらうこともあるかと思う」と話した。多くを学んだ4年半。「明るく、楽しく、激しく」。21年、岡田が全日本から新しい一歩を踏み出す。