アスカ大ピンチ、ラナ救急搬送パートナー不在の事態

WWE女子タッグ王者ジャックス(左端)、ベイズラー(左から2番目)に挑戦するアスカ(左から3番目)はパートナー不在に(C)2020WWE,Inc.AllRightsReserved.

<WWE:ロウ大会>◇14日(日本時間15日)◇米フロリダ州セントピーターズバーグ

20日のPPV大会TLCでWWE女子タッグ王座を狙うアスカが大ピンチに見舞われた。パートナーとなるラナが同タッグ王者ナイア・ジャックスとシングル前哨戦が組まれたが、大ダメージを受けて救急車で搬送される事態に。女子タッグ王座返り咲きにパートナー不在の事態となった。

タッグ王座前哨戦としてラナ-ジャックス戦が組まれた。試合前に「1人でナイアと戦うのは怖いわ」と弱音を吐いているラナに向け、アスカは「確かにナイアは怖い相手よ。でもラナはリングで対峙(たいじ)するんでしょ。ナイアを倒してこい!」と鼓舞し、リングに送り出した。バックステージで声援を送ると、ラナはコーナーの攻防からジャックスにダブル・ストンプをたたき込み、そのまま丸め込んで3カウントを奪取。大金星を挙げた。

しかし試合後のリングでラナがジャックス、ベイズラーに襲われた。左足にベイズラーの関節技を受けながら、巨体を誇るジャックスのレッグ・ドロップを浴びてしまった。かけつけたアスカがジャックスの顔面にダブル・ニー、ベイズラーをヒップアタックで蹴散らしたものの、大ダメージのラナは病院送りとなってしまった。アスカは担架で救急車の乗せられたラナを見送るしかなかった。

その後のベイズラー-デイナ・ブルック戦では、ジャックスの介入で反則裁定に。WWE女子タッグ王者の2人が暴行行為に出ると、マンディー・ローズととも怒りのアスカが救援に現れ、ラナのあだ討ちのように再び蹴散らした。ラナは重傷とされ、アスカはパートナー不在のピンチをどう乗り越えるのか。