京太郎迫る10年ぶりK1復帰「何かを伝えたい」

約10年ぶりのK-1復帰戦に向けて意気込む京太郎(C)K-1

ボクシングのヘビー級で日本、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック王座を獲得した京太郎(34)が24日に東京・代々木第1体育館で控える年間最大の祭典ケイズフェスタ4大会(日刊スポーツ新聞社後援)で約10年ぶりにK-1復帰する。

第2代ビッグバン同級王者実方宏介(23)との同級3分3回と対戦する。このほどインタビューに応じ、10年12月以来のカムバックを果たす心境などを口にした。

 

-久びさのK-1ルールに向け、練習内容は

京太郎 ボクシング半分・K-1半分、どちらも忘れないように両方やっていて面白いです。僕は2年くらいちゃんと練習をしていなくて、ヘビー級は1回体が落ちちゃうとかなり大変なんですよ。試合用の体を作るのは本当に大変なんですけど、今は毎日が楽しいです。

-あらためてK-1復帰を決めた理由は

京太郎 やっぱり人間って、刺激があると人生が面白いんですよ。何かに挑戦するということはすごく刺激的で、ここ(K-1)はそういう場所かなと思っています。それと僕はもともと何もない人間だったので、人に必要とされることが幸せで、ありがたいことなんです。僕は誰かに何かを伝えていきたい、子どもや青年の人生や成長を手助けしたいと思っているので、僕がここでもう1回、K-1に挑戦することは、これからの僕の人生においてもすごく大事なことだと思います。

-自分の試合を通して何を伝えたいか

京太郎 今はゆとり教育とか、ゲームばかりやって家を出ない、外で遊ばない子が多いと思いますけど、そういう人に何かを伝えていきたいというのがあります。自分も母親しかいなくていろいろ苦労をして、シングルマザーの問題やいじめや虐待もいっぱいあると思うので、そういう人たちに何かを伝える架け橋になるような手伝いができればいいなと。そういう思いもあって復活しました。

-復帰戦の相手、実方の印象は

京太郎 正直、誰か知らないですし、基本的に僕は相手の試合は見ないんです。でも所属ジムや体形を見れば大体何をしてくるか分かるので。おそらくパンチを振ってくるんじゃないですかね。まあ大丈夫だと思います。若い人が上の世代を倒すというのは絶対に必要なことなんですけど、僕には僕でさっき話したような勝つ理由があります。彼も僕を倒さなきゃいけないし、僕も彼を倒さなきゃいけない。そのぶつかり合いが面白いと思いますね。

-これからK-1リングで目指すものは

京太郎 目指すものなんて一切ないですけど、あるとすれば「毎日楽しく生きること」と「人に何かを感じてもらうこと」ですかね。別にベルトが欲しいとか強くなりたいというのはなくて、それが結果的についてきたら面白いかなとは思います。K-1を盛り上げるのは武尊選手や卜部兄弟、安保瑠輝也選手たちに任せます。僕はそこまで考える余裕もないので、やりたいようにやる。僕は楽しく生きるし、それでうまくいけばベルトも取れるでしょうし、盛り上がると思います。

-自分が楽しむために再びK-1へ来たのか

京太郎 そうです、本当に今は毎日が楽しいんで。いまコロナで本当にみんな大変だと思うんですけど、それでも僕が試合をすることで1人でも何かを感じてくれる人がいればすごくありがたいです。でも大変な時だからこそ「来てよかった」という試合をします。

-ファンへメッセージ

京太郎 僕はみなさんに笑顔を届けたくて、100人すべっても1人がウケてくれたらいいなって。それがすべてです。僕は関西人なので、笑いが全て。ただ面白ければそれでいいです。