小島蓮、ジム初の全日本新人王「絶対勝ちたかった」

プロボクシング全日本新人王決勝戦のミニマム級を制した小島(撮影・小沢裕)

<プロボクシング:全日本新人王決勝戦>◇21日◇東京・後楽園ホール◇ミニマム級◇無観客開催

ミニマム級は小島蓮(19=江見)が佐々木凌(26=レパード玉熊)を3-0判定で下し、ジム初の全日本新人王となった。

小島は試合開始直後から多彩なコンビネーションで佐々木を圧倒。危なげない試合運びでジャッジ2人はフルマークで支持した。「佐々木選手のパンチは重かった。心がくじけそうになったが、絶対に勝ちたかった」と気合の勝利を強調。これで日本ランク入りは確実となり「ランキングを上げて(日本)タイトルをとりたい」と新たな目標を掲げた。