ホワイトが7カ月ぶり王座奪回 連打で4回TKO

ボクシング前WBC世界ヘビー級暫定王者の同級6位ディリアン・ホワイト(32=英国)が、雪辱での王座奪回に成功した。

27日に英国領ジブラルタルで、同級王者アレクサンデル・ポベトキン(41=ロシア)と昨年8月以来の直接再戦。右からの連打でダウンを奪って4回2分39秒TKO勝ち。7カ月ぶりで王座に返り咲いた。

前回は2度ダウンを奪いながら、5回に左アッパー一発で王座を失った。雪辱を期した今回は体を5・8 キロ も絞ってきた。初回から積極的に攻めて、右のクリーンヒットでロープを背負わせて優位に立った。ポペドキンが詰めてくると足も使ってかわし、左リードからの右を打ち込んだ。

4回にワンツーでロープまで吹っ飛ばす。さらにワンツーでよろめかせ、最後は左フックを浴びせてダウンを奪った。ポペドキンは立ち上がったもののレフェリーが試合を止め、同時にコーナーからもタオルが投げ込まれた。

「相手はメダリスト(アテネ五輪金)でタフ。打ち合いは危なかったので避けた」。前回の反省から慎重な試合運びだった。次戦は夏に米国を希望した。

WBC正規王者タイソン・フューリー(32=英国)は、WBAスーパー、IBF、WBOの3冠王者アンソニー・ジョシュア(31=同)と統一戦が発表目前と言われる。マッチルームのエディ・ハーン・プロモーターは、ホワイトを前WBC王者ディオンテイ・ワイルダー(35=米国)と対戦させたい意向を示した。