全日本が昨年7月以来の無観客試合、選手たちが拍手や声援で試合盛り上げる

全日本プロレス チャンピオンカーニバルで諏訪魔に勝利し、ロープに上ってポーズをとる宮原健斗(撮影・松熊洋介)

<全日本:無観客試合>◇25日

東京都の緊急事態宣言により、昨年7月以来となる無観客での開催となった。

前日24日に決定したばかりだったが、昨年の経験もあり、スムーズに進行。関係者も「特に問題はなかった」と明かした。

選手たちは、LIVE配信で視聴するファンに届くようにと、いつも以上に大きな声で叫びながらぶつかり合い、時にはカメラ目線でポーズを取りながら気合を見せた。拍手による応援がないため、レフェリーのカウントをコールする声も会場内に響き渡った。選手が場外に落ちてもリングアナによる「お気を付けください」のアナウンスはなく、いつも以上に激しい場外戦を展開した。

第1試合に登場し、勝利したイザナギは「勝ったぞ~」と大きな声で何度も連呼しながら花道を去っていった。第5試合に登場し、4敗目を喫した石川は「こんな世の中だからこそ、逆転目指して全力で戦う」と前を向いた。試合を終えた選手たちが大きな拍手や声援で試合を盛り上げ、最後は世界タッグ王者の宮原が、3冠ヘビー級王者の諏訪魔に勝利。カメラに向かって「全日本プロレス最高ですか~」と叫び、しっかりと無観客の大会を締めた。【松熊洋介】