オカダ・カズチカがコロナ感染を告白「軽症といっても本当につらかった」

オカダ・カズチカ(2019年5月4日撮影)

新日本プロレスのオカダ・カズチカ(33)が24日、新型コロナウイルスに感染していたことが分かった。新日本では今月陽性が判明した9選手の名前を明かしてこなかった。この日配信された音声コンテンツプラットフォーム「AuDee」で配信している「ラージオオシャベリング」内で、オカダ自ら感染していたことを告白した。

新日本では今月3日福岡大会後に発熱者が出て、同4日のカードを変更。その後計9選手の陽性が発覚した。オカダは4日の時点で症状はなかったが、濃厚接触者と判断され欠場。ホテルに戻って抗原検査を受け、そのままバスで東京に戻ったという。その後PCR検査でも陰性だったが、喉の痛みや熱が出るなどの体調不良を訴えた。「検査は陰性だったが、なんかおかしいな。これヤバいな」。その後味覚もなくなり、再度検査を行ったところ、陽性と判定された。

その後は妻の三森すずこを実家に帰し、約2週間1人で自宅療養。「ずっと1人だったし、軽症といっても熱もあって喉も痛くて、本当につらかった。練習する気も起きなかった」と明かした。現在は症状も落ち着き、味覚も戻ってきているという。最後に「医療従事者の方や保健所の方にありがとうございました」と感謝した。

新日本は22日の名古屋大会から興行を再開したが、オカダは今シリーズを欠場している。「1度かかったから、もうコロナにならないというわけではない。気をつけていかないといけない」と引き締め「また元気な形で戻って、熱い試合を見せたい」と復帰に意欲を見せた。