中邑真輔、王冠争奪戦快勝し絶叫「俺がWWEのキングだ」

王冠争奪戦を制し、晴れてキングの称号となる王冠を装着した中邑(左)。右は仲間のリック・ブーグス(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWEスマックダウン大会>◇18日(日本時間19日)◇米フロリダ州タンパ・イングリングセンター

「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔(41)が王冠争奪戦を制し「俺がWWEのキングだ」と絶叫した。前週にWWEオフィシャルが決定したキング・コービン(36)とのキング・オブ・ザ・リングの称号=王冠を懸けた争奪シングル戦に臨んだ、

スライディング式ジャーマンやスライディング・ニーで攻め立てた中邑は、王冠奪還を狙うコービンのディープシックス(回転式変形サイドスラム)やジャーマン・スープレックスを受けながらも真っ向勝負を展開。1度目のキンシャサ(ランニング式膝蹴り)はコービンによるカウンターの強烈クローズライン(ラリアット)を浴びて倒れこんだが、延髄切りやセカンドロープからのスワンダイブ式ダイビング・ニー2発を放ち、最後はこん身のキンシャサをコービンにたたき込み、3カウントを奪取。王冠争奪戦を制した

仲間のリック・ブーグスを従え、ステージに用意された王座に座った中邑は王冠を装着。「俺がWWEのキングだ」と絶叫した。バックステージのインタビューでも「はじめから俺がキングだ。俺がこの王冠に新たな価値を与えたんだ」と豪語。キングとしての存在感を高めていた。