ボクシングWBAスーパー、IBFバンタム級王者井上尚弥(28=大橋)の対抗王者となる、WBO同級王者ジョンリール・カシメロ(32=フィリピン)が8月14日(日本時間15日)、米カリフォルニア州カーソンでWBA同級正規王者ギジェルモ・リゴンドー(40=キューバ)と対戦すると4日(同5日)、米ESPNが報じた。
試合会場とディニティヘルススポーツパークとなる。カシメロと契約を結ぶMPプロモーションのショーン・ギボンズ社長が明かしたと伝えた。
同カードは当初、同日、同会場で開催と発表されていたが、6月19日、米ラスベガスで開催された井上の防衛戦当日、リゴンドーからWBC同級王者ノニト・ドネア(38=フィリピン)に変更と発表された。しかしカシメロ、ドネア間で薬物検査の取り決めで意見の相違が発生。VADA(ボランティア・アンチドーピング協会)検査の検査時期について意見が一致しなかった上、カシメロ陣営がドネアの家族を侮辱する発言があり、ドネア側から29日に試合キャンセルの声明が出ていた。
ギボンズ社長はドネア陣営に謝罪したとし「お互いに言い合いになり、言ってはいけないことがいくつかあった。それは制御不能になった」とドネア戦が“破談”になったと認めた。リゴンドーは13年、ドネアに判定勝ちしており、唯一の黒星は17年の世界最速の3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)戦のみ。同社長は「我々はより厳しい戦いをしていると思う。ドネアを倒した男と戦うことになる。彼の人生は負けた試合は1試合のみ。彼には多くのパワーが残っている」と警戒感を示していた。